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Foresight in sight

Technology Foresights 2013

Technology Foresights 2013 の要約

クラウドファースト
クラウドが本格的に普及し、企業はあらゆる場面でクラウドの選択を優先するようになる。
これをクラウドファーストと呼ぶ。クラウドとオンプレミスの使い分けが一般的になり、クラウドとオンプレミスの連携やオンプレミスからクラウドへの移行を考慮して企業はITシステムを構築していく。
クラウドとオンプレミスの統合運用が成熟し、包括的な管理・運用が行われ運用が効率化していく。
また、ミッションクリティカルシステムへのクラウド適用は「慎重」から「肯定的」になり、クラウド上で稼働させる事例が増加していく。
ITガバナンスの変化とマネジメント
多くの企業でスマートデバイスやクラウドが業務に利用され、事業部門やマーケティング部門を中心に俊敏性の高いITの活用が行われていく。
それに伴い企業のITガバナンスは、情報システム部門のITマネジメントによるITガバナンスから、ITのさまざまな活用目的や迅速性に対応した事業部門/マーケティング部門と情報システム部門の協調型ITマネジメントを目指すITガバナンスへ変化していく。
また、さまざまな活用や迅速化により増えるITマネジメントを効率的に行うため外部サービスの利用が増えていく。
事業部門主体のIT利用の拡大
企業の事業部門やマーケティング部門の活動のほとんどがITを活用したものになり、事業部門やマーケティング部門が自身の事業を素早く立ち上げるため、リーンスタートアップにより、ITを利用することが拡大する。
それに伴い、早く簡単に立ち上げ運用できるITが普及し、ITベンダーには技術の目利き力が求められるようになる。
ビジネスの俊敏性を高めるITの普及
ビジネスのグローバル化や競争優位の短命化、新たなビジネスモデルの登場など、企業を取り巻く事業環境の変化は一層激しくなっていく。
企業はそのような変化に迅速に対応することが更に重要になる。
また、クラウドサービス、垂直統合型システム基盤、開発技術などのITサービスや技術の品揃えが拡充し、また使い勝手や開発生産性が向上する。
これらのITを使うことで、短期間かつ容易に業務システムを組み上げ、事業環境の変化に俊敏に対応できるようになっていく。
モバイルファースト
スマートフォンやタブレット関連技術が急速に発展、無線ネットワークの拡大と高速化が進んでいく。
その結果、スマートフォンやタブレットの積極的な採用が進み、パーソナルクラウド相当の企業向けサービスが広く普及していく。
これをモバイルファーストと呼ぶ。また社内コミュニケーション手段の進化やスマートフォンやタブレットでのビデオ会議が広く普及していく。
高度なデータ利活用の浸透
データ利活用の姿は、過去データによる「現状把握」から過去データとリアルタイムデータを組み合わせた「未来予測・予測結果対応支援」へと進化する。
また、利活用に利用するデータは、社内の単一データソースから社内外の複数データソースのへと利用範囲が拡大する。
その結果、データ利活用による意思決定の精度が向上する。企業規模や分析ノウハウの有無に関わらず、企業がデータ利活用を行える環境が整う。
また、データやデータ分析に関する企業同士の連携が広がり、事業範囲の拡大が図られる。これには、分析ノウハウや保持するデータの販売も含まれる。
ICT利活用による社会基盤の変化
ICTが急速に進化していくことで、クラウドファーストやモバイルファーストが浸透していく。
これにより、いつでも、どこでも、だれでもICTを利活用することが可能になり、より成熟した、人と環境にやさしく活力のある社会が実現されていく。
かつて、ユビキタス社会と呼ばれていた社会がICTの進化によって現実のものになっていく。

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