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Foresight in sight

中堅・中小企業向けソリューション

メールマガジン 第1回目

「総合製造ソリューション」セミナー実施(2016/11/30)

2017年3月31日
2016/11/30に開催した「総合製造ソリューション」のセミナーでは、製造業の大きな2つのプロセスの課題についてお話しました。

1つは、製品のライフサイクルといわれる、製品(商品)企画、開発設計、生産準備、製造、財務(売上からの収益)という流れ(ECM:EngineeringChainManagement)、2つめは、原材料や部品の取引先からの調達、製造、原価管理や品質管理、販売物流、卸や販社や小売という製造から販売までの流れ(SCM:SupplyChainManegement)です。

はじめのECMでは、関係する部門間で連携し、できるだけ同時並行に製品開発を行って(コンカレントエンジニアリング)、市場やお客様がほしい製品を、適切な価格で、すばやくお届けすることが求められます。
その際の値立ては、原価に利益をプラスしたものが価格ではなく、市場やお客様が手にとってくださる価格を前提として、企業が存続し続ける(ゴーイングコンサーン)ためには一定の利益が必要であること、その結果、製品製造にかける費用は「市場やお客様が手にとってくださる価格から一定の利益を引いた残り」という考え方(原価企画)もあります。
このような活動を行うためには、製品ライフサイクルに関わる部門が、製品に関わる技術やコストの情報を共有することが重要です。その際の「製品に関わる技術やコストの情報」、「ものづくりの共通言語」、いわゆる「ものづくりのコミュニケーションのツール」が部品表です。
しかし、商品や製品開発で使用する設計部品表や統合配合表と、工場の中で使用する、工程や作り方の情報も持つ製造部品表は、情報の持ち方、持っている情報の内容も異なります。部門によって使い方が違い、持っている情報が異なる部品表をどうやったら、関連する部門で、できるだけ手間を掛けずに共有し、製品ライフサイクル管理に生かしていけるのでしょうか?

2つめのSCMでは、在庫削減、原価低減、製造リードタイム削減は、製造業の企業の永遠のテーマです。従来から、そして今も製造の現場では、常に改善に挑戦し、よりよいものづくりへの挑戦を続けています。本来SCMはリードタイムを削減し、キャッシュを創出するという経営戦略です。しかし、それを支えているのは、現場の業務であり、情報システム、ハンディーターミナルやバーコード、タブレットなどのIT(Information technology:情報技術)は期待されるツールです。そのため、SCM構築には、現場ツールの導入とともに経営やSCM運営を強力に支援する情報システムが求められます。

製造業の課題を解決し、企業価値を高めるための情報システムやITへの投資の視点は、情報の一元化や共有の仕組み、見える化の仕組み、業務効率化とコストダウンができるIT化機能、企業価値を高めるための業務プロセスの見直しにあるのではないでしょうか?