高性能/高スケーラビリティ、高機能を提供
高度で先進のストレージ・バーチャライゼーションを可能にする
Unisys Storage Subsystem SANARENA® 8000 シリーズ
高度で先進のストレージ・バーチャライゼーションを可能にする
Unisys Storage Subsystem SANARENA® 8000 シリーズ
製品概要
SANARENA8000シリーズは、先進の高可用アーキテクチャに加え、高速キャッシング技術、大容量ディスク・ドライブ、高性能フラッシュドライブ、高速プロセッサの採用、容量の仮想化機能およびディスク階層の仮想化機能により、SAN(Storage Area Network)環境下での高度で大規模なストレージ・バーチャライゼーションを提供する新時代のディスク・アレイ装置です。
SANARENA8000 シリーズ・モデル8500 は新たに3つの容量削減機能をサポートし、性能設計の負担軽減と容量効率の向上を両立。
必要な容量や性能に合わせ、小規模構成から大規模コンソリデーション構成まで、適切な初期投資で導入できます。
SANARENA8000 シリーズ・モデル8500 は新たに3つの容量削減機能をサポートし、性能設計の負担軽減と容量効率の向上を両立。
必要な容量や性能に合わせ、小規模構成から大規模コンソリデーション構成まで、適切な初期投資で導入できます。

さらに進化した高性能・高信頼アーキテクチャ
これ迄のSANARENA シリーズで培った高可用アーキテクチャはそのままに、最新のPCIe.Gen3 内部データパスを採用、さらに7000 シリーズの4 倍のプロセッサコアを搭載可能とすることで急激なアクセス変動、データ量の急増にも安定したスループットを実現。キャッシュメモリにDDR3_1600MHz を採用し、最大容量は7000 シリーズの2 倍の2TB をサポート。また、バックエンドパスにSAS6G_4WL を採用し、7000 シリーズ(SAS6G_2WL)の2 倍の帯域を実現。さらに、ホストアダプタ/プロセッサブレード共用スロットの増設により、ストレージ要件に応じた柔軟な装置構成を提供。

用途に応じた3 つの容量削減機能
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ハードウェア圧縮機能FMD(NF2000)で提供するハードウェアによる圧縮機能。コントローラに負荷をかけず、高いデータアクセス性能を維持しながら、FMD(NF2000)の空き容量を拡大。※FMD:Flash Module Drive
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ソフトウェア圧縮機能オペレーティングシステムで提供するソフトウェアによる圧縮機能。ハードウェア圧縮時よりも高い圧縮率でバックアップやアーカイブ等の性能よりコストを重視するユースケースに最適。
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重複排除機能重複排除により、バックアップ、VDI や仮想サーバ環境でのクローニングで使用容量を削減可能。

さまざまなストレージ・ソリューションを提供するソフトウエア群
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ストレージデバイス仮想化機能
異機種ストレージの統合管理・既存資産の有効活用を支援します。
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ボリューム容量仮想化機能
容量使用効率を向上し、ボリューム容量・性能設計の自動化を支援します。
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ストレージ階層仮想化機能
アクセス頻度に応じてディスク階層間でデータを自動的に配置し、コストパフォーマンスを最大化します。
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リモートコピー機能
災害対策としてサーバーフリーで同期/非同期リモートコピーを可能にし、「ビジネス継続性」を支援します。
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レプリケーション機能
同一サブシステム内にレプリケーションを作成し、バックアップ/無停止運転を支援します。
高性能
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さらに進化したアーキテクチャによってキャッシュメモリへの転送能力を最大768GB /秒に向上。
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キャッシュメモリは最大2,048GiB まで搭載可能。
特定のデータをキャッシュメモリ内に常駐化できる機能(キャッシュディスク機能)により、常駐化したデータのキャッシュヒット率100%のメモリアクセス性能を実現。 -
ディスクドライブインターフェースに高速の6GbpsSAS(シリアルアタッチドSCSI)_4WL を採用。
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各プロセッサを大幅に強化し、業界トップクラスの高性能を実現。
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ファイバーチャネル(最大1.6GB/秒)との併用による、キャッシュ・ディスク装置の最大性能の発揮。
スケーラビリティ
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必要な容量や性能に合わせ、ディスクドライブ、ポート、キャッシュメモリをシームレスにアップグレードでき、小規模構成から大規模コンソリデーション構成まで、適切な初期投資で導入可能。
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ディスク・ドライブは高密度の300 / 600 / 900 / 1200 /1800GB、4TB / 6TB の大容量ドライブをサポート。
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フラッシュ・ドライブは高性能の400 / 800GB のSSD、1.6TiB/ 3.2TiB/ 6.4TiB/ 12.8TiBのFMD をサポート。
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基本筐体に最大384 台のディスク・ドライブが搭載でき、ディスク装置を追加することにより、サブシステムで最大2,304 台まで拡張可能です。
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記憶容量は、サブシステムで最大8.106PB*1 の大容量を実現。更に外部接続機能で最大287PB まで管理可能。
*1 : 12.8TiB FMD使用時
高信頼性/高可用性
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RAID 技術、二重化・冗長構造および高信頼性ディスク・ドライブの採用により、一層安全に大量データの保全が可能。
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ディスク・ドライブではデータとパリティデータをディスク・ドライブに分散するRAID5 / RAID6 構成や、データを完全に二重化するRAID1 構成を採用。単一障害時にも継続してデータへのアクセスが可能であり、高いデータ可用性を実現。
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予防保守として、ダイナミック・スペアリング機能による高い可用性を実現。
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キャッシュ・メモリ上のフラッシュドライブへのデータの退避、書き込みデータのメモリ上での二重化により、高いデータ保全性を実現。
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SVP(サービス・プロセッサ)による障害情報取得、解析機能、装置診断機能と、保守センターとの回線接続により、遠隔保守機能もサポート。
無停止連続運転
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二重化または自動縮退・自動訂正等の冗長機能による無停止運転対応に加え、部品交換およびマイクロ・プログラム交換の無停止保守機能により、ノンストップ・システムの構築を図ることが可能。
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書き込みデータはメモリ上で二重化されており、万一の停電でもキャッシュメモリ上のデータを専用SSD に自動退避することでメモリ上のデータを保障。
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レプリケーション機能による同時並行処理、リモート・コピー機能を使用した災害時の連続運転より、ビジネスの継続性を実現。
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オンライン業務を継続しながらディザスタリカバリ構成を含めてデータ移行を行い、今後、新たなストレージシステムが導入され続けてもサーバからは1台の仮想ストレージとして使い続けることが可能。
*SANARENAは、日本ユニシス株式会社の登録商標です。
*その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。