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Foresight in sight

ユニシス技報

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2001年5月発刊 Vol.21 No.1 通巻69号
「ERP/SCM」

企業変革とERP 福原俊作,小原康彦

企業変革を語らずしてERPシステムを語ることは難しい.何故ならERPシステムは経営・機構改革,ビジネスプロセス改革,情報システム改革を伴い,そのコンセプト「経営資源を最適に配置し,効率経営を推進する」を実現するからである.本稿では,ERPシステムを企業変革の視点で捉え,これを実現する「変革推進モデル」と「変革管理のフレームワーク」について提言している.変革を推し進め,成果を可視化する変革指標管理についてバランススコアカードの活用について触れる. 企業変革には緩やかな変革と全社を巻き込む激しい変革がある.ERPシステムの導入・適用はどちらかと言えば,激しい変革の局面で登場する.企業は激しい変革と緩やかな変革を繰り返し,新たなパラダイムにシフトし,競争優位の世界を築きあげる.この激しい変革と緩やかな変革を繋ぎ,継続的に企業変革を推し進める経営管理の方式として「事業価値創造からの変革」と「業務プロセスからの変革」を紹介する. 企業変革は社内の事象であるが,ERPシステムは社内の価値連鎖から社外との価値連鎖に重きを置くようになってきている.社外との連携により市場動向に敏感に反応する仕組みを狙ったものである.この動向を拡張ERPシステムとして紹介する.

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銀行業へのABC(活動基準原価計算)適用事例 福田英明

ABC(Activity Based Costing:活動基準原価計算)は製造業において,間接費をより正確に製品に配賦する手法として考案されたが,最近は非製造業においてもABCが導入され始めている.特に間接費の比率の高い銀行業においては,金融ビッグバンが進展する中,競合力を強化するために顧客別,商品別あるいはチャネル別に,より正確な原価情報を整備する必要性にせまられている.  本稿では,日本ユニシスがある銀行に対してコンサルティングサービスを実施し,3ヶ月という短期間でABCを適用した事例を紹介する.

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日本ユニシスのERP導入標準アプローチ ─Oracle Applicationsを中心として 佐野勝久

日本ユニシスはOracle Applicationsを中心としたERPのコンサルティングと各種導入サービスを提供してきた. ERPパッケージ導入の成功の鍵はERP導入プロジェクト運営に依存するところが大きい. 当社ではプロジェクトマネージメント全体については,全世界のユニシス・グループで使用され,定評のあるTEAMmethod/PMをERPパッケージ導入でも採用するとともに,ERPパッケージ固有の作業領域をカバーするOracle社AIMとを併用し,安全で確実なERP導入を推進している. 本稿では当社が培ってきた経験をベースにOracle Applicationsの導入に関わる手順と当社の標準的なアプローチを述べている.

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FaSetシリーズ構築と導入効果 北方裕人

FaSetシリーズは,Oracle Applicationsのモジュールを使用して,国内ユーザのビジネス環境に合わせ,システムを短期間に効率良く立ち上げることを目的に,1997年から開発されてきた.現在,FaSetシリーズは,統合会計システム系の4モジュールと,人事管理システム系の5モジュールの全9モジュールを提供している.FaSetシリーズは,Oracle Applicationsの補完商品として,ユーザが行う業務の標準機能の提供,法改訂時の保守サービス,および,Oracle Applicationsの短期間の導入と工数削減に大きく貢献する.本稿では,FaSetシリーズの機能概要と技術的特徴および導入効果を記述した.

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Oracle Applications統合会計実装方法 稲垣理佳

昨今,会計制度の変更をきっかけとして企業の経営管理者は迅速な財務報告とフレキシブルな管理会計による経営管理の実現を会計システムに求めるようになり,その実現手段としERPパッケージを選択する企業が増えてきた.  本稿ではOracle Applications統合会計モジュールの導入成功に直結する導入手法およびポイントについて,AIM導入工程のオペレーション分析フェーズにおけるConference Room Pilotの進め方を中心に紹介した.

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DivaSystemを活用した連結会計システム構築 尾崎寿一

1999年4月以降開始される会計年度において,「企業グループの決算は,連結決算を行う」という連結財務諸表制度の見直しに関する意見書が1998年6月6日に公表された.この連結財務諸表制度の見直しにより,日本において情報を公開している企業は,新連結財務諸表制度に変更する必要が生じた. 本稿では日本ユニシスが取扱い,新会計時代に強みを発揮する情報開示指向のDivaSystemによる連結会計システム構築の概要・効果・将来展望を当社構築事例(付録参照)と共に紹介する. DivaSystemは,時価会計・年金会計といった新会計への対応と同時に,連結経営に必要なデータを戦略的な視点で収集・分析し,タイムリーに社内外へ情報開示を行える仕組みを持っている.

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Oracle Applications HRMS導入成功のための適用コンセプトおよび方策 岩田和子

本稿はERPソリュ−ションパッケ−ジOracle Applications HRMS導入成功の重要なポイントとなる適用コンセプトと適用ガイドについて述べる.Oracle Applications HRMS適用コンセプトとは何か,また,適用を成功に導くための具体的方策は何かを,適用事例を踏まえて説明する.

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物流センター管理システムEXceedの特徴と活用ポイント 東海林秀光

サプライチェーン全体の効率化,コストの削減を目的として,短期間,低コストで稼働可能なSCMソフトウエアを導入する企業が増えている. 情報技術(IT)やeビジネスの進展により新しい流通及び消費形態が生まれ,サプライチェーン全体のロジスティクスと物流センタの役割の重要性が増している. 業界標準として全世界的な導入実績を持つEXEテクノロジ社の物流センタ管理システムEXceedは,物流センタ内の効率向上だけでなく,在庫削減・顧客サービスの向上と,生産から消費に至る企業間の物流を最適化することを目的としている. EXceed導入によりリアルタイムな作業管理と詳細な物流情報を活用した最適な物流センター管理システムが実現できる.

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CSMシステムを利用した設計・購買業務の効率化 苅田正春

組み立て型製造業における生産活動は設計・調達・製造に大別される.調達から製造業務を支援するERPによる生産管理システム,設計から製造業務を支援するPDMシステムに加え,設計から調達業務を支援するCSM(Component Supplier Management—部品サプライヤ管理)システムが注目されている.  CSMシステムは,SCMを企業が製品を販売するというプロセスからとらえたアウトバウンドSCMと,企業が部材を調達するというプロセスからとらえたインバウンドSCMに分類したとき後者に位置付けられる.  本稿ではi2テクノロジーズ社のCSMソリューションの有効性と適応事例を紹介する.

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事例にみるCRM適用形態の変遷とその将来 田村勇一,石井 力

近年,CRM(Customer Relationship Management)システムの構築が盛んになってきているが,CRMにおける顧客対応チャネルの一つとしてコールセンタがある. 日本ユニシスでは,今日まで約5年あまりの間,CRMパッケージ「Vantive」を中心にコールセンタシステムの構築を行ってきた. 本稿では,当社がこの間に構築を担当したコールセンタシステムの事例紹介を通じてCRMコールセンタ自体がどの様な目的により採用され,年代とともにどう様相がかわってきたかの変遷を分析するとともにCRMの将来を展望する.

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